現在のゲーム業界におけるカプコニズムの正当性について

 …なんて大それた事を書いてみましたが、最近ちょっと僕個人の中(+社内)で悩みと言うか、考えさせられることがちょくちょくあります。

 というのも、この前GC「バイオハザード4」を買ったんですが、その中に、僕のゲームの概念を覆す仕様が入っていた事がその理由です。(以降、ネタバレといえるかもしれませんが、内容的に超序盤なのでまぁ大丈夫でしょう)

 とある箇所で、青いコインが樹からぶら下っていて、それを打つと画面に”1/15″というアナウンスが画面に表示されるギミックがあります。そのすぐ横には、『全ての青いコインを撃て、さすれば良いものが…』といった張り紙があります。

 普通なら、「よっしゃこりゃ探し回って全部見つけるぞ」という遊び方をさせますよね。ゲーム好きとしては否が応にもテンションがあがる所です。だけど、このゲームは一味違いました。

 その後、マップを見ると、今までなかった青い点が地図上に表示されています。「まさか」と思いましたが、驚く事にこのゲーム、地図上に全てのコイン配置を表示させてしまってるんですよね。なんていうか、「探す楽しみ」をぶっちぎるその思想にもの凄いショックを受けました。

 このほかにも、(バイオ4以外でも)カプコンのゲームに対する思想には常にド肝を抜かされることが何度かありました。正直、あまり良い意味での驚きではなく、「こんなのアリなのか?」というものでしたが…。

 ただ、なんだかんだいって、カプコンのゲームは海外のマーケットでも評価されているので、その点が僕を不安にさせるわけです。北米/欧州はこの仕様を「是」とするんだろうか、という。

 そんなわけで、ここ最近僕は「カプコニズム」にかなり打ちのめされています。(大分殴り書きですので、文章的におかしくても許してください)

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