毎年書いていることだけれど、今年もまた目が回るような出来事や環境の変化ばかりあった一年だった。
前半は18歳の後半から学業と並行してゲーム業界に入ってから20年超にして、ついに今年初のメンタルクリニックを経験し、薬をガリガリ食いつつ必死で仕事をしまくった。特殊な環境下でのリード~ディレクション業務が祟ったせいか不調にはなってしまったものの、腐らずなんとか乗り切れたのはファシリテーションの経験とスキル向上を日々体感できていたこと、過去に吉田豪の名著『サブカル・スーパースター鬱伝』を読んでいたことが大きい。
後半はといえば、組織改変により新会社への転籍&所謂部長?としてのポジション変更があったせいで慌ただしく、1on1の実施やキャリアプランのフォローなど、こちらも薬をガリガリ食いつつ会社組織としてのビルドを試行錯誤し今に至る、という感じ。
そんな事もあり、家に帰ってパッド/PCに触る余裕なんてなくVシネ(今はこう呼称するのは誤りだけど)の『日本統一』シリーズをハイペースで履修した結果、シリーズ初の映画作品『氷室蓮司』の舞台発表にまで行く事になったり、山口貴由の最高傑作『劇光仮面』の影響で昭和特撮ばかり観ていたせいで、本当に今年こそほぼゲームに向き合える時間が全然なかった。
あとは事務所に反旗を翻して戦う事を選んだNewJeans(Jeanz)に大感動して箱推しになったため、10月以降はひたすらそればかり聴いていた。
…という長い言い訳を一通り終えた上で、今年触ったゲームは以下。ほんと少ないな…
“極私的Game of The Year 2024 (転)” の続きを読む