The New-Old Schooler – バイオハザード RE:2

BIOHAZARD RE:2 (Capcom 2019)

Anthem(注:購入は1月下旬)までの「繋ぎ」として軽い気持ちで買ってみたのだけど、さすがメディア・消費者共に高評価なだけあって、思いのほか良くできていて驚く。旧作も遊んでいたんだけど、今作をプレイして、改めてゲームの作りとしてかなり手堅い&効率的なまとめ方に感心する。

前作(?)の『バイオハザード7』の新しい試みだったPOV方式から一転、ここ10年のベーシックなTPS方式に戻し、ベースの『バイオ2』の持つアクション性(主に「逃げ」の要素)に最適化。とはいえシューターに寄りすぎて失敗してきた過去作の同じ轍は踏まない調整も同時に行っているのが上手い。具体的にはゾンビが鬼のように固く、いくらヘッドショットを狙ってもそう簡単に死なない点。旧作にあった、「怯ませる / 誘って体勢をずらして切り抜ける」体験が自由なTPSと両立できているのがすごい。これは基本的にフィールドが狭い・窮屈な事も功を奏していると思う。

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しおさいの星 – No Man’s Sky, Next Update

 

No Man’s Sky (Hello Games 2016)

Next Updateが適用されてから、就寝前になんとなく延々とやり続けている。
別に感動的なドラマがあるわけでも、別のプレイヤーとの一期一会がある訳ではないんだけど、プレイしながら、―馬鹿みたいだと思うだろうけど―常に薄っすらと感動している。

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無題

以下はただの与太話だ。

伝説のRPG『moon』20年目の同窓会──ラブデリックメンバーが語る、ディレクター3人という奇跡のような開発スタイル…そして「あのころ」の始まりと終わり【座談会】

この座談会を読んでいて、職場だってのにひとりボロボロと泣いてしまった。
自分の今の人生と、自分自身を形成する大きな要素となった人たちが、当時どんな熱量でゲームを作っていたのかを改めて読んだら、もうダメだった。

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