Don’t trust anyone gamer – 『オメガラビリンス』

オメガラビリンス (D3Publisher/ matrix 2015)

リリース前からタイトル名とその内容は耳にしていた『オメガラビリンス』。ここ数年のD3Pらしく、風営法に対するJKビジネスよろしくCEROにステゴロで挑むエロ表現(このスピリット自体はいつも評価はしてる)以外は面白くもないゲームなんだろうと思い、特に気にもしていなかった。

するとリリース後、やけにtwitter上で出来が良い、エロの皮をかぶった本気のローグライクだ、的な発言がそれなりに目に入ってきた。それに加えて、最近のゲームプレイは適当、雰囲気だけで押し切るタイトルだらけの”インディー”よりもよっぽど独自性のあることをこの周辺の国産タイトルは標榜してるんじゃないか?なんていう気の迷いもあって、つい買ってしまった。

…みんなこれマジで出来が良いと思ってんの?(ハルパゴスの表情で)

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「Kimochi」- 海外エロゲー界のsteam(テキトー)

最近、ちょくちょく海外で開発されているLewd Game(エロゲー)情報を漁っている。

自分は日本在住なので、国内のその手のゲーム(同人含む)について、リリースやレビュー等、比較的容易に情報入手ができる。一方、海外発のその手のシーンは(当然ながら)所謂洋ゲーメディア(doopeやAutomaton等)から無視されがちなのもあって、なかなかその動向が分からない。

なので、Lewd Gameシーンが今どんな感じで発展しているのか、とても興味が出てきたためだ。(以上長ったらしい言い訳終了)

(ここから先NSFW、いい年した大人のみ展開すること。)

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Witcher3 グウェントカード到着&開封

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Witcher 3の拡張第一弾のリテール版「Hearts of Stone Limited Edition」購入特典、グウェントカードセットがポーランドより到着。

ちなみに既にGoG等でデジタルシーズンパス購入者も、シーズンパス購入の証(購入完了メール等)をサポートに連絡し、追加金額($9程度?詳細失念)を支払えば単独購入できる(自分はこっちのパターン)。

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ひとりガサゴソ(ドッグフードを)食う夜は – Mad Max (videogame)

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Mad Max (Warner Brothers / Avalanche Studios: 2015)

結論から言うと、アセットは一流、ゲームプレイは二流。

あらゆる意味で「ザ・7点」のゲーム。

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夜が摑む – 『Hylics』

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Hylics (Mason Lindroth: 2015)

untextured & lowpolyなアートワークのゲームに遊ぶ方も作る方も飽々してきたのか、最近また新たなアートコンセプトのタイトルが増えてきている。

16bit最盛期を彷彿とさせる職人芸的ピクセルアートを採用するものや、ピクセルではない”hexel””trixel”、またはVaperwaveライクなアートスタイルを全面採用したものだったり。

最近自分がヤケにハマっている『Hylics』は、古くは『The Neverhood(クレイマン・クレイマン)』、『MOON』などのクレイアニメをベースとして、そこから更に階調を(恐らく)2ビットくらいに変換・取り込んで作られたJRPG(ジャンルとして、の意)。

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