GBA「ファイアーエムブレム 封印の剣」

 うーん、やはりリセット祭りから抜け出せない。結構遊んでてもまだ第五章。「命中率30%ならカタいだろ」と勇んでみると3連発食らって死んだりするので、なんともアグレッシブに展開しづらい。

 詰め将棋的なスタイルにするのならば、必ず命中するくらいのほうがより戦術的に(というかより将棋的に)展開できそうな気もするんだけど、どうなんだろう。最終的に運の要素に委ねてしまっているようで、ミスっても「あー…運が悪かった」という逃げ道(+不満)が出来てしまうと思うんだけど。

 いや、面白いんだけどね。ムカつくとかじゃなくて、純粋にシステム的に必要かどうかっていうだけで。

GBA「ファイアーエムブレム 封印の剣」

 いやー、面白い。ガッチガチの手堅いプレイを要求されるゲームかと思ってずっと敬遠してたけど、良い感じで難しく、”詰め”の感じがなかなか心地良い。

 まぁ、少なくともこれは子供向けのゲームじゃないな。マゾいし。

 あと、僕がずっと気になっていた事が最近判明した。

 「きみのためなら死ねる」を一目見たときからその全てがムカついていて(インパクトだけを追求して思想が全く感じられないタイトルやあからさまに狙ったグラフィックデザイン、所謂『バカゲー』*1というカテゴリに収まり、ユーザーに媚びている姿勢など全て)、「ソニックチームにこんな毛色のゲーム作る人種がいるのか…」と幻滅していたんだけど、どうやら中核メンバーは元UGAの残党らしい。

 あー、なるほど…。ものすごく納得した。

*1:そもそもこのジャンルが僕は目茶苦茶嫌いだ。"バカゲー(と呼ばれるもの)を作ろう"とする姿勢と"バカバカしくも面白いゲームを作ろう"とする姿勢には大きな違いがある。ただ、勘違いして欲しくないのは"グルーヴ地獄Ⅴ"や"ルーマニア"などの媚びのない作品は最高に好きだ。