阿迦手観屋夢之助のサイン

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(via まじかるぼいす)

「オリジン弁当の二階」「会社公式サイトの手作り感がすごい」等で有名なカルチャーブレーンの看板クリエイター”阿迦手観屋夢之助(あかでみや ゆめのすけ)”のサインを初めて見つけたので紹介*1

カルチャーブレーンのゲーム自体は、かなりの小品でイノベーティブのあまりない作品が多いけど、昨今のゲームは(僕が触った限り)丁寧な作りのものが多かった。「お洒落に恋して」シリーズなどは、ゲームのサイクル、攻略性などゲームの基本的な面白さをしっかりと抑えていて十分楽しめる一品。KOTYノミネートの「プーペガールDS2」なんかよりも遙かに志の高いゲームだよ*2


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おしゃれプリンセスDS~おしゃれに恋して

おしゃれプリンセスDS~おしゃれに恋して

*1:紹介する意味があるかどうかは聞かないこと。

*2:現在では夢之助は一線を退き、同社所属の"遠藤一夫"氏が事実上のディレクター/プロデューサーとの話を聞いたことがある。

MINIのCMと1K Project

MINI CROSSOVERのCMを観ていて、レースゲーム「Track Mania」の1k Projectを思い出した。

Mini Crossover

こちらが1K Project

1K Projectとは

1K Projectはアトラクション系レースゲーム「Track Mania」のリプレイを文字通り1000回記録し、そのデータを一気に再生した映像作品。

カメラのモーションは完全に固定されているので、ただリプレイを重ねるだけでこんなに面白い映像ができる。物理演算と3D空間を使用したゲームでなければ生み出したランダム性の美。2000年代ゲームの進化の面白さ・新規性を、ゲームプレイとはまったく別の観点から提示して見せたこのアイデアは本当に素晴らしい。

ちなみにこの1K Project、あまりに衝撃的なデビューだったのでフォロワー続出、アホみたいに増やしまくった10K Projectなんてアホなものもあったりする。

「TrackMania」そのものも、ミニ四駆よろしくバカみたいなコースをエディットして走りまくれる、スカッと爽やかな傑作。

トラックマニア ユナイテッド フォーエバー

トラックマニア ユナイテッド フォーエバー

遊星からの物体X

ジョン・カーペンター監督作。外見ではまったく判断できない異形の怪物が仲間内に侵入してくる恐怖と疑心暗鬼、そして吹雪で隔絶された南極基地という閉鎖空間。密室パニックものとしてだけではなく、クリーチャーデザインや擬態する生物という設定は後世の創作物に多大な影響を与えた、言うまでもない傑作。

冒頭、かわいい犬を執拗に殺そうとする、どう見ても気が狂ったとしか思えないノルウェー人二人が、話が進むにつれ、主人公達同様に勇気と覚悟でもって怪物と対峙し、後一歩まで追い詰めた英雄だった、と知らされる構成には感心した。

また、南極という一面真っ白な世界、そしてそこに建てられた無骨な観測基地だけの舞台と、体液と触手にまみれた過剰なまでの「生き物」の強烈なコントラストが産む強烈な映像。

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どこをとっても名場面。チュミミーン

「バーレスク」OST

バーレスク オリジナル・サウンドトラック

バーレスク オリジナル・サウンドトラック

年明けにふと観に行って完全にヤラレチャッタ

クリスティーナ・アギレラ初主演のミュージカル映画。圧倒的な歌の才能を持つ主人公アリ(アギレラ)が、さまざまなバーや劇場で門前払いされながら、劇場「バーレスク」へたどり着く。はじめはウェイトレスとして働きつつも、バーテンダーのジャックや周囲の協力を得ながら舞台へと上がり、やがて持ち前の圧倒的な歌唱力からトップ女優へと才能を開花させていく。…というストレートなお話。

しかしまあ、ミュージカルシーンを目の当たりにするたび、どれだけベタだろうが何だろうが、正直どうだっていい気分になる。アギレラの尋常じゃない歌唱力の前に、小細工的なスクリプトやら演出やら、そんなもんは(涙で)霞んでしまう。

それにシェールの歌がまたひたすらグッとくる。プライドと美しさを持ち合わせながら挫折のまっただ中で歌う「You Haven’t Seen The Last Of Me」がもう。僕の周りは若い女の子とかカップルしかいなかったけど、そんな中でボロッボロに男泣きしたのであった。


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XBLA/WiiWare「Retro City Rampage」

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近日中にXbox Live Arcade / Wii Wareにてリリース予定(日本リリースは未定)の8bitアーケードライクアクションゲーム。

もはや8bitテイストのゲームは珍しいどころか軽く飽和状態だが、個人的に目を引いたのは、このゲームの元ネタの食い散らかし方。

スクリーンショットを見れば解るように、マップチップのドット画は、どれもルーツが明確にわかるものばかり。コナミ、任天堂、カプコン、サンソフト…。それどころかゲームシステムにおいてさえも、あらゆるオールドスクールの名作の要素を抽出、実装しまくったキメラ仕様*1。その上音楽担当者たちも、Virtを初めとする超がつくchiptuneカルチャーの重鎮達が名を連ねる。virtも当然コナミの遺伝子を色濃く受け継ぎ、確信犯的にトップガンやドラキュラ等のジングル/アルペジオをサンプリングしてきた男だ*2

現在Retro City Rampageは正式リリースこそまだされていないが、各種インディーアワードで賞をいくつか受賞しており(PAX 2010(複数部門)/igf 2011(オーディオ部門))、今年初頭のインディータイトルとしてはかなりの注目を受けているといっていいだろう。

というワケで、リリースに期待せよ!

Retro City Rampage OFFICIAL Trailer

virt – Retro City Rampage Theme


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*1:リリース前のため、あくまでビデオから得た印象

*2:Retro City Rampageのタイトルテーマ曲は例によって尋常じゃないテンションのプログレッシブっぷりを発揮している。必聴。