そうか月曜は休日だったか

 ってことを、ジャンプの発売日で知る阿呆な生活。

 それで買って読んでみたら、岩代俊明「みえるひと」の掲載順がどんどん下がってきてる。このまま打ち切られてしまうのかなあ。だったら嫌だなあ。 青マルジャンプの頃からこの先生のマンガは結構好きで*1、この作品が連載してから楽しみにしてるんだけど。まぁでも、「ハセ」が登場した先週から面白さにブーストがかかってきたと思うので、来週の掲載順を期待したいところ。

 …それとも、今の読者はもっと違う次元の「面白さ」を期待してるんだろうか。小中学生の読者の好みってのは見極めるのは難しいからなあ。

*1:変に流行りに迎合してなくて、かつスマートな画風とメリハリの効いた構成に誠実さを感じるから。

日本橋ヨヲコ「G戦場ヘヴンズドア」

G戦場ヘヴンズドア 3 (IKKI COMICS)

G戦場ヘヴンズドア 3 (IKKI COMICS)

こんな日に偶然にも、行きの電車の中で久し振りにこれを読んでやる気をガガっと上げた所。このマンガは数少ない、僕が生きていく上での尊い経典の中の一つ。よく「まんが道」と比べられてしまうけど、純然たる少年漫画だと僕は思うわけです。

「物を創る事を生業にした人間は、自分自身が幸せになることは絶対にない」。これを強烈に突きつける唯一無二のマンガがこの「G戦場ヘヴンズドア」。そしてこれをすぐ忘れてのんびりグダグダダラダラと生活してしまいがちな僕にとって、このマンガが”経典”である所以。

発売まで頑張るぞ!うおおお

週刊少年ジャンプ No.41

 最近「BLEACH」を読んでいて思うんだけど(皆もそう思ってるだろうけど)、ついついナッパとベジータに変換してしまう。

 別に「パクリだ!ウギャー」みたいなアホな事を言うつもりは毛頭ないけど、この二人の造形が似てるな、と。まぁ逆にこのキャラの組み合わせってのがいかに使いやすく、完成されたものなのかって事がよく判る。

 あと、今週このマンガで一番良かったと思えたのは、井上のセリフの瀕死具合がかなり上手く出せてた。

「くろ…くろくろ…」

今日はなんかツイてる

 まず、IKKIのバックナンバー9月号の入手に成功。もちろん、付録についている新人コミック大賞受賞作「青い空の日」を読むため。まだざっとしか目を通していないので、今は期待感でドキドキしてます。絵柄を観てふと思ったのは、ペンの走らせ方が『鬼太郎夜話』の頃の水木しげる先生に似てる気がする、って事。

 あと、これは本当にビックリしたんだけど、親父の書斎で、永島慎二先生の『フーテン(上巻)』を発見!!

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これはたまらん!本の状態がかなり悪いのが残念ですが、大事に読ませてもらいます。ヒヒヒ。

 今日はツイてる。

週刊モーニング 39号

 いつものようにマンガ狂の父親が買ってきたものを読む。

 新人マンガ賞”MANGA OPEN”大賞受賞作「キツネ山の宝」(作:吉川モグラ)が良かった。ストーリー自体はよくある少年時代ものだけど、構図と泥臭い絵柄がいい雰囲気を出してる。また、中盤からの話の展開にはもの凄くドキドキした。特に後半はひとコマひとコマにすごい重みを感じた。何よりビックリしたのは作者がまだ20歳だって事!

 講談社といい、小学館といい、定期的に才能が登場するから、新人マンガ賞の作品もどこかで読めるようになればいいのになぁ。*1それに比べて集英社って、「おっ」と思えるようなマンガ家があんまりでないような気がする。”ジャンプ”の看板がデカ過ぎて、ステレオタイプな作品しか描かない(描かせてくれない)風潮があるんじゃないのかなあ…。*2

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no title

e-モーニング【MANGA OPEN 最終選考結果発表!!】

*1:四季賞のは単行本化されたけど…。

*2:とはいえ読者を無視した作品ってのは問題外ですよね。現に「なんでもあり」がルールの今回の"MANGA OPEN"はだいぶヒドかったそうな…。