PC「UFO2000」

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93年に発売されたクラシックながら、未だ「SFシミュレーションの金字塔」との誉れ高い「X-COM(UFO)」。その白兵戦フェイズを抜き取り、若干の手を加えたクローンゲーム「UFO2000」が有志の手によってフリーで開発されている事を今更ながら知ったので、少し遊んでみた。

ちなみにシングルプレイは完全に未対応。同一PC上で交互に操作するオフライン対戦はあるものの、マッチングサーバー経由でPCと対戦するマルチプレイが基本的な遊び方。

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ゲームそのものとしては、ビークルもなく、ただ純粋にインファントリーを使って移動・索敵・攻撃するだけの最もシンプルな構成のウォーゲームで、その分遮蔽物をうまく使った慎重なノード移動が要求される。また、それ故進行がサクサクと流れていくので、ターンベースにありがちなイライラはさほどないかも。また、勝利条件はベタなデスマッチからCTFやEscapeといった仕様も用意されているので、フリーにしてはそれなりに遊べる。

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本当は本家X-COMの方をプレイしてもらいたい所なんだけど、現状ではやや面倒なので、気軽に遊ぶ代替品としてはそれなりの一品。

◇公式:UFO2000

なお、こちらが本家X-COM。のプレイ動画。


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Xbox360「Braid」


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Xbox Live Arcadeにて8/6から配信中の新作。何の気なしにDLしてみたんだけど、予想を大いに上回るクオリティで大満足。このゲーム、ジャンルは横視点のアクションパズルで、主人公の『時間を巻き戻せる』という特技を駆使してギミックを解いていく、というもの。

「時間巻き戻し」はいつでも好きなだけ実行できる。このゲームでは敵に接触したら死ぬ仕様だけど、接触して死んだと同時に「巻き戻し」を発動して「死ぬ前」にいつでも戻せるため、事実上ゲームオーバーが存在しない。つまりアクション部分での難易度はほぼゼロ*1。しかしこのBraidの真骨頂は『時間巻き戻し』を使った『パズル』。この部分の難解さ・秀逸さはここ最近僕が触れた中でも白眉の出来で、ひさびさに感激した。

『巻き戻し』を使った遊びの一例をすこし紹介。

基本的に『巻き戻し』を行うと自分を含めた全てのオブジェクトがその影響を受けるのだけど、時にその『巻き戻し』が通用しないものが存在する。それはゲーム中では緑のオーラに包まれたオブジェクトがそれにあたる。

たとえば一度落ちたら這い上がれない高さの落とし穴がある。その底には「緑のオーラに包まれた鍵」。この鍵がなければ先に進めない。そういうステージがあるとする。一度落下した落とし穴から這い上がるのは簡単で、時間を巻き戻して「落ちる前の状態」にすれば良い。そして緑のオーラに包まれたオブジェクトは時間の影響を受けないため、『巻き戻し』が行われてもそのオブジェクトは元に戻らない。

つまり、「一度穴に落下し、鍵を入手。その後『巻き戻し』をすれば、「カギを持ったまま穴に落ちる前の状態に巻戻る」」。

これ以外にも、「巻き戻された時間の重複再生」「スロー」など、「時間」を使ったパズルはステージが進むにつれ加速度的に複雑化していくので、もの凄く頭を使う。その一つ一つがよく練られていて、そのたびに感嘆してしまう。

そしてどうでもいい話だけど、会社のみんなで遊んでいて気づいたのが、ジョジョを読んでいる人間の「気づく」スピードの早さに笑ってしまった。僕もそうだけど、時間ネタを知っているだけあって、非読者よりもはるかにカンが良かった。

…という事で、1200ポイントというやや高めの価格と、主人公の顔が野々村真に似ているところがアレだけど、ゲーム好きは是非触れて欲しい一本。そしてもちろんジョジョ好きにも。

Braid 公式

*1:タイミングがシビアな足場ジャンプなど、厳密にはそれなりのアクション性はある

XBOX360「GTA4」

6時間ほどプレイ。マップの左側など、ロックされてる所もあるんだけど、大体の要素を触れた感じ。

ある程度予想していたけど、すごい。正直キチガイじみてる。

相変わらず地形まわりのコリジョンが怪しかったり操作系のボタン割り振りにややストレスを感じる仕様があったりと、色々とイマイチな部分はあれど、そんなものを軽く許せてしまうスケール感とディテール。そして偶然*1が演出するプレイヤー一人一人の特別な体験!

ただ、本作ならではのシステム的なイノベーションは今のところなくて、ゲーム的にも開発的にもこれがある意味到達点なような気がする。FFで言えば6のような、不思議な満足感というか。たぶん当たり前のように次回作も開発されるんだろうけど、この”やりたいこと全部やっちゃった”後のスタッフのモチベーションをどれだけ維持できるかがポイントになるだろうな。

また、例に寄って今回もアホみたいに豪華なサウンドトラックが用意されている。時代設定がごく最近なだけあってちょっとチカーノ臭が強いけど、オールドスクールからジャズ、エレクトロと、幅広いジャンルの曲が聴ける。真夜中に”MORNIN'”が鳴ったときは鳥肌が立った。

最後に、今作は絶対に北米・欧州(アジア)版で遊ぶ事を薦める。連発されるFワードやストリップのプライベートダンス、飲酒*2、娼婦を買った時の手○キモーションなど、訴訟上等な悪フザケ満載。最高だ!ゲームの中でくらい好きなことさせてくれよ!なあ!

*1:僕はこの偶然性こそGTAの最高の発明だと思っている

*2:これ自体は問題ないだろうけど、この後普通に車乗れる所がかなりグレー?

Wii(VC)「真・女神転生」

スマブラを会社から借りてきたというのに、週末はこっちばかり遊んでいた。

初めてプレイしたのは中一の時。久々に触れたが、知識で強烈に左右される戦闘のバランスは、今あそんでもクセになる面白さがある。仲魔、悪魔合体の完成度にもいちいち唸らされる。

しかし何より秀逸なのがシナリオ。細かい部分で情報不足、唐突に感じる事はあるが、冒頭から徐々に不穏になっていく空気、少ない文字数で個性と威力のあるテキスト。そしてLAW/CHAOSの傾きをプレイヤーに委ねる構成。メガテンシリーズは大概プレイしてきたが、シナリオだけで言えば、本作の完成度は群を抜いている。*1

今日は新宿にI.C.B.Mが落とされる所まで。昔はトールマンの言う理想に素直に賛同した記憶がある。しかし今はゴトウの思想にこそ真理がある様に僕は感じる。土着の神々を指しおいて、外来の神が審判を下そうとするのに違和感を感じた。もちろんただのゲームの話なのだけど。

それにしても、こうやって遊んだ時代、年齢によってあらたな感情が沸くゲームが、自分の人生に寄り添っているのは本当に幸福に思う。

*1:宗教的・思想的な方向に階層を深めていった真Ⅱも、ものすごく勉強になる