銀河ヒッチハイク・ガイド

相当久しぶりに、「あー僕はもうこの人とは仕事したくねーなー」と本気で思ってしまう人間ができてしまった。その人と同じ会社で働いてもう3ヶ月くらい経つんだけど、昨日の打合せで拒絶反応が出てしまった。

自分自身に実績もキャリアもない上(スキルは中の中)、社内のプログラムチーフの茶坊主をやっているだけなのに、ここ最近の調子の乗りようが尋常じゃなく、入社3ヶ月の人間とは到底思えない。いくらヒエラルキーのあまり無い会社だからって、自分より3つも上の先輩にとる態度が(僕に対してではないけど)もうありえない。僕は集団でひとつのゲームを作る、という上で、仲間に対してリスペクトをしない人間が信用できないし大嫌いだ。

…なんて、もう丸一日以上経っているのにまだイライラしているので、今日はとにかく楽しい映画を観ようと、「銀河ヒッチハイク・ガイド」を選んでみた。

僕は原作小説を5編全部読んでいるほどファンなんだけど、映画を観るのは実は今日がはじめて。なので、まず思ったのは「あーヴォゴン人ってこんな形してんのかー」とか「”無限不可能性ドライヴ”をこういう風に映像化したのかー」という阿呆っぽい感想。でも実際、絶妙な力の抜き具合が、原作独特のノリを壊すことなくまとめきっているのが凄い。

やっぱUKギャグは最高。ハイブローなくせにバカバカしくて。

ちなみに、有名な話ですが、Googleで『人生、宇宙、すべての答え』と入力すると、電卓でとある回答が出てきます。

これ、この「銀河ヒッチハイク・ガイド」が原典。「わかるヤツだけわかればいい」っていうネタ、最高。

NOTHING

ナッシング [DVD]

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うーん、なんだこりゃ?まさかこの監督の映画で説教されるとは思わなかった…。

とはいえ、この映画で言わんとしている事は分かるし、映像表現*1もなかなか面白かったんだけど…どうも終始観ていて居心地が悪かったなぁ。

何でかって言うと、この映画、全体的にコメディ的なテンションで進んでいくんだけど、そのノリがどうも僕の感覚では面白いと思えないもので、というか少しムカつく感じだったからだと思う。だからこの映画がダメだ、って事は全然なくて、むしろこういう(深層にある)テーマが響く人も沢山いるはず*2

まぁ、なんでも相性ってモンがあるよなー。人間同士も。

*1:特に輪切りの所(5部のソルベ思い出した)とかね

*2:実際はてなでは結構高評価っぽいです

ウェインズ・ワールド

シュウィーン!!

僕のもっとも愛してやまないコメディ映画のひとつ。バカバカしすぎるギャグ満載、ロックンロールに対するオマージュ満載、個人的にツボな要素は沢山あるのですが、なによりも主役の二人、ウェインとガースの関係性がすばらしい!!

これはきっと男しか分からないと思うけど、いくつになってもこの二人のような本能丸出しでギャーギャー騒げる友達、ってのを持っていたいものです。ウェインとガースは、才野と満賀に勝るとも劣らない名コンビだと思うわけです。

そして最後まで観客をバカにした(なに本気になっちゃってんの?プーッ的な)映画のスタンスも最高で、この思想は特に、今の僕のゲーム造りに強く影響を与えてます。これが本当かどうかは、今週末発売のアレを遊んでみてください。

フルメタル・ジャケット

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明日から新しい職場での仕事が始まるにあたり、「いっちょ気合を入れてみっか」って事でこの映画を今から観ることにしました。ハートマン軍曹、僕に気合と勇気をください!

「じっくり可愛がってやる!泣いたり笑ったり出来なくしてやる!」

…明日からよろしくお願いします!

真夜中のカーボーイ

アメリカン・ニューシネマの代名詞。超どうでもいい話だけど、僕はこの作品のダスティン・ホフマンの真似をするのが結構得意です。