- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2006/03/16
- メディア: Video Game
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常日頃FFに対してなんだかんだ言ってる僕も、結局毎年しっかり発売日に買ってます。ファイナルファンタジー。まぁ今回は、(僕の中で)悪名高い、第一開発部の作品でないどころか、最もクオリティに信頼を置いている第四開発部が制作しているという事で、結構期待して買ってきた次第です。
ここ最近は仕事のほうが鬼のような毎日なのであまりドカっと遊べてないんですが、それでも時間を作って5時間くらい遊んでます。で、現段階で思ったことは…。
オープニングからのシナリオ展開のフルスロットっぷりは相変わらずで、まるで初めて東京駅に着いたおのぼりさんの如くアップアップ。いきなり皇子と皇女が結婚したかと思ったら、物凄い戦争になってるわ、皇子が死ぬわ、戦闘機の空中戦が始るわ…。正直、最初は「あれ?ここ惑星ナブー?エピソードⅡ?」なんて、ちょっと頭がクラクラしました。でもまぁ、これはシリーズ毎度の事なのでグッとガマンしましたけど。
で、自分がやっとキャラを操作できるようになると、極めて親切なチュートリアルが始ります。これがまたしっかりしてます。今の時代、ここまでカッチリと一つ一つ教えないといけないよな、と再確認。仲間のキャラが「俺の頭の上にアイコンがあるだろ」っていうシステム用語全開のセリフに勇気を貰いました。
バトルに関してはやっとコレまでの「花いちもんめ」スタイルを払拭し、なかなかいい感じに仕上がってました。Hateの概念があったり、アタックの有効範囲があったりと、MMORPG的な手触り。もしかしたら根底には、「ベイグラントストーリー」のソレが敷かれているのかもしませんけど。
全体的な感じとしては、近作にあった強烈な「ダサさ」「ケレン味」は相当薄まって、(システムとは違う所での)遊びやすさが格段に向上してました。吉田明彦氏が描くキャラクターも、それまでの整形顔ではなく、人間味があっていい感じです。まだ序盤中の序盤でしょうが、これなら最後まで遊べるかな、と思わせてくれる一品です。やっぱり色々なトコロで参考になる部分が多いですしね。
…ただ、あのヒロイン(?)であるアーシェの初登場時の心象の悪さにはビックリです。感情移入が全く出来ない感じは、バハムートラグーンのヨヨを思い出させます。つい思ってしまいました、「さっさとパンネロ出せよ」と。
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