voxel上の楼閣 – 「Voxatron」α版リリース


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以前紹介した、インディーデベロッパLexaloffle Gamesの新作タイトル「Voxatron」のα版がついにリリースされた。販売形式はHumble Bundleスタイルとなっていて、言い値でタイトル及びEFF/Child’s Playへの寄付として購入できる仕組み。(タダでも入手可能)

11/2現在、まだリリースから2日しか経っていないにもかかわらず、既に販売本数は98000本、売上げは$440000を超えている。

また、平均価格を上回る額で購入すれば、オマケとして「The Binding of Isaac」と「Blocks That Matter」2本のゲーム及びそれぞれのサウンドトラックが付いてくる。

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実際のゲームを遊んだ感触としては、ボクセルのビルドと破壊を利用したパズル要素も時々あるけれど、予想よりも純然たるアクションシューティング、という印象。アドベンチャーモードは、細かく区切られたレベルを順次クリアして進んでいく遊び。もうひとつのアーケードモードは、無限に沸くモンスターをひたすら倒してスコアを競うことができる。

操作体系はXBLAの「GeometryWars」を遊んだことがあれば、その操作感に近くて、全方向移動+全方向射撃+ジャンプ、という感じ。3way弾や鎧をまとって剣で攻撃、といったバリエーションはある。

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このゲームももう一つの特徴であるエディットモードは、区切られた1レベルを作成して、専用サーバーにアップロードが可能。敵やオブジェクトの配置および出現はタイムラインで管理できるので、「時間差でミノタウロス出現」とか「大量モンス沸き後にボム出現」といった事もできる。

まだアルファ版なせいか、見た目的にもコンテンツの性質的にも比べられがちなMinecraftほどの深み・やり込み要素は少ないけれど、パッと見の可愛らしさと新奇性、ボクセルがボロボロこぼれ落ちる小気味よさが気に入れば楽しめる一品。

個人的には今後のアップデートで奈落や溶岩などの即死エディットができるようになることを期待。

2011/11/06追記

溶岩ゾーンの作成は[Base]設定から”Lava”選択で実装可能。各種オブジェクトの出現トリガーも、時間だけではなくモンスター全滅後やアイテムピックアップなど設定可能。細かく作ればそれなりに面白いレベル作成ができそう。

なお、プレイヤーが作成したエディットレベルは公式BBSにエディタから直接アップロードが可能。アップロードされたレベルは、ゲームから直接DLでき、いつでもプレイできる仕組みが整っている。

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