遊星からの物体X

ジョン・カーペンター監督作。外見ではまったく判断できない異形の怪物が仲間内に侵入してくる恐怖と疑心暗鬼、そして吹雪で隔絶された南極基地という閉鎖空間。密室パニックものとしてだけではなく、クリーチャーデザインや擬態する生物という設定は後世の創作物に多大な影響を与えた、言うまでもない傑作。

冒頭、かわいい犬を執拗に殺そうとする、どう見ても気が狂ったとしか思えないノルウェー人二人が、話が進むにつれ、主人公達同様に勇気と覚悟でもって怪物と対峙し、後一歩まで追い詰めた英雄だった、と知らされる構成には感心した。

また、南極という一面真っ白な世界、そしてそこに建てられた無骨な観測基地だけの舞台と、体液と触手にまみれた過剰なまでの「生き物」の強烈なコントラストが産む強烈な映像。

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どこをとっても名場面。チュミミーン

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