- 出版社/メーカー: マイクロソフト
- 発売日: 2007/02/22
- メディア: Video Game
- クリック: 14回
- この商品を含むブログ (48件) を見る
最近買うゲームといえばXBOX360のモノばっかり(あ、「世界樹の迷宮」買ってみました。良い感じですねアレ)。
その上タイトル数も少ないので、僕の周りは皆買っていた「RIOT ACT」を、僕も買った。
遊んでみた感じとしては、巷でよく言われる「GTAフォロワー」的な感じというより「Ultimate Spider-Man」が近い印象。高層ビルをハイジャンプで飛び回る爽快感と箱庭を駆け巡るノリはやはり楽しく、つい時間を忘れて遊んでしまう。ゲーム的にも丁寧な作りで、操作的にストレスを感じることはほとんど無い(インターフェイス周りは少しダサいけど)。
街自体には流石に「GTA」ほどの魅力/完成度があるわけでは無いんだけど(アレは凄すぎた。しかも2004年)、キャラの能力にスキルレベル制を採用しているのと、大量にある所謂「集めモノ」のおかげで適度に目的意識を持って走り回れる。このあたりのプレイ感覚は非常に「今風」で、非常にバランス感覚の高いデザインがされていると思う。
個人的にすごく興味深かったのは、このゲーム、クエスト(順番は任意)を消化していくことで話が進んでいくのだけど、そのクエストの発注箇所がクエストの目的地そのものな所。(上手く説明できないなあ)
つまり普通「何処其処に行け」>「行った/クリアした」ではないので、ゲーム側で意図的に次の行き先を隠している、という事(まあ行き先を無理やり知ることは出来そう)なのだけど、これに僕はいたく感動した。
これの意図は恐らく「何処にでも行けるんだから何処にでも行って探してくれ」って事なんだけど、よっぽど自分達のレベルデザインとゲームデザインに自信があるんだろうなぁ、と僕はその姿勢にグっと来てしまったわけです。
でもゲーム的なイノベーションはあんまり無かったです。
Staygold, Ponyboy.をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。