少し遅れましたが、今日買ってきました。毎年この時期恒例の一大企画「ベストゲーム大賞」「クソゲー大賞」が今号のメイン。
- 作者: 『コンティニュー』編集部
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2006/02/16
- メディア: 単行本
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ベストゲーム上位三位は上から順に「おいでよ どうぶつの森」「GTA:LCS」「ワンダと巨像」という至極真っ当な感じです。PSPを所持していない僕はGTA:LCSこそ遊んでいないものの、「面白くないハズないよなぁ」と思っているので、去年の「地球防衛軍」ほどの”んなワケあるか”感は全くありませんでした。
対してクソゲー大賞上位三位は上から「THE カンフー」「龍が如く」「バイトヘル2000」。僕は会社の先輩であるOさんと、「今年のクソゲー大賞は”THE カンフー”か”ミニ美女警察”の二大巨星のどっちかでしょ」という話をしていたので「あーカンフーが獲ったか~」とニヤリとさせて貰いました。
「THE カンフー」は会社で何時間も遊んだので、僕もその脱力加減には相当虜にさせられました。モーションの可笑しさといい、異常なまでに記号化された敵の吐き気がしそうな程の数といい、(違った意味で)飽きさせない魅力が満載です。そこにやたら本気な広東語のボイスが乗っかってきた時には笑い死にしそうになります。これぞSIMPLEシリーズの醍醐味!ですよ。
余談ですが、実はこの「THE カンフー」を作った制作会社、実は先日僕が”純粋に面白い”と感じた良作「ゾンビvs救急車」と同じ所。会社名は「ヴァンテアンシステムズ(株)」。設立は平成4年と結構歴史のある会社ですが、HPにはSIMPLE作品だけが紹介されているため、ルーツ等は不明でした。それにしても「カンフー」と「ゾンビ」のクオリティの差は違った意味で面白いなぁ。会社の内部構造にとても興味が沸きますね。
「龍が如く」は…。まぁ、僕が思っていたことが、本誌のレビューで殆ど書いていてくれてました。志は解らなくは無いんだけど、如何せんセンスがね…。本誌内にもたしか書いてありましたが、僕も思いましたよ。そんなに「暴力」を描きたいってんなら、「狂い咲きサンダーロード」をゲーム化してくれ…と。