Hermann H.&The Pacemakers「SIX PACKS」LP

SIX PACKS

SIX PACKS

結成の経緯からバンド編成、そしてその音楽性まで、あらゆる面で「サザンの正当後継者」「一子相伝」と言われていたHermann H.&The Pacemakers(ヘルマンエイチアンドザペースメーカーズ)。実際その言語センスや音楽性にはある意味売れて然るべき、ともいえるど真ん中なポップさと大さじ一杯のフック。僕も普通に好きになって、普通に「この人達は売れるんだろーなー」と思ってました。

そうしたら2ndアルバム発売後に中核メンバーのソロプロジェクト化および脱退*1やらそれに牽引されるような形でのドラムの移籍と、屋台骨が崩れそうになる波乱が発生。そして現在は非常に残念ながら活動休止中。ただし個々での活動は継続中。

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ちなみにこれは1st。インディー時代のクセの強さとメジャーを意識したポップさのバランスが絶妙で、トータルバランスも相当高い。よくある「ロックバンドの1stアルバムの魔力」ってのはあまり感じられないけど(既に全てにおいて老成・完成された感がある)、傑作には間違いない、そう思うわけです。

*1:いうなればビートルズからジョンが脱退しちゃうようなそんな感じ


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