つい先日、あまりにも遅すぎてもう恥ずかしくもなんとも無いくらい今更ながら、02年W杯ドキュメンタリー『六月の勝利の歌を忘れない』を会社の人から借りて観た。
六月の勝利の歌を忘れない 日本代表、真実の30日間ドキュメント DVD-BOX
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2002/11/20
- メディア: DVD
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普通に映像としても面白かったし、また、各選手があまり見せることの無い(見せる機会の無い)人間味ってのに驚き、新鮮に感じたりした。
正直僕はこの作品の監督である岩井俊二の作品を観た事が一度も無い。なので僕が面白いと感じたのはこの監督のお陰なのかどうかは知る術はないし(まぁ作品を観ればいい話だけど)、まぁたぶん違うだろうとも思う。
映像を観ているときにほんの少し寂しさを感じていたのは、こういう映像を観ると、時代の流れってのを強烈に見せつけられるからだ。当時の代表選手の中で今回の代表にも選ばれた選手は何人いるだろう。当然、2大会連続で選ばれるような人はスーパーな選手だ。そんなヤツは何人もいやしない。しかし、代表がどうであれ、明らかにこの映像当時がそのキャリアのピークであった選手が何人もいる。こういう映像を観ると、僕らが感じている以上に年月の流れっていうのは多くのものを、僕らが思っている以上に遥か遠くに追いやっている、ってことを嫌というほど見せ付けられる。
僕の人生の一部だった*1横浜フリューゲルスが解散して以来、僕が心の底から燃え上がる試合は代表戦だけになっている。ただ、こうして目を離している隙に、多くの選手の引退、移籍、成長がとめどなく続いてるわけだ。そう考えると、どのチームの応援もしないで、試合も観ないでただダラダラと数ヶ月に一度の代表戦を観ているだけの生活ってのは妙に勿体無く感じてきたりする。
まぁ、僕が実際にJリーグの試合を再び熱心に観るようになるためには、ひいきのチームを再度探さなくてはいけないんだけど…。妥当なところで横浜FCかな?うーん。
*1:といっても当時はただの中坊だった訳だけど…。
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