昨日から今日にかけて、久方ぶりに独りで会社に宿泊しました。
先日書いたとおり、「僕がいま勤めている会社は、幽霊物件だ」という結構本気らしい事実(?)を知ってからの初めての宿泊だったので、それはもう神経を研ぎ澄まして一夜を過ごすことに。
しかも、僕以外に最後まで会社で仕事をしていたグラフィックのKさんから、桜金造ばりの幽霊トークを2,3発投下されたため、僕の恐怖は最高潮。余りにも怖かったので、仕事を断念し、せめてネットだけでも人との繋がりを持とうと、World of Warcraftで会社の同僚の方達とパーティーを組み、なんとか正気を保ったまま朝日を拝むことができました。
ちなみに、Kさんから僕が聞いて本気でビビりまくったのは、植松伸夫さんがスクウェア時代に体験したという話。
まだスクウェアが赤坂にあった頃、会社の裏に比較的大きい墓地がありました。植松さんのサウンドルームは、その墓地に面した窓側にあって、よく仕事の合間に一息ついてはぼんやりと眺めていたそうです。
ゲーム業界ってのは悲しいかな昼夜があまり関係のない職種なため、その日も植松さんは真夜中まで仕事を続けていました。そしていつものように、窓の外をのぞいてみると…。別段なにもない、ただの風景。しかし次の瞬間、作業を続けようと椅子をまわして振り向こうとした瞬間、電灯の明かりが窓ガラスにうっすらと映りました。
すると、それまで真っ暗で見えなかった窓ガラスの表面に、無数の手形がビッシリと埋め尽くされていたそうです。
こ、怖えー…。
こんな話を聞いて、しかも”出る”家で一晩過ごして漏らさなかったのは奇跡的です。*1
*1:変に超常現象とかを妄信してるわけでもないんですけど、怖いものは怖いというか、なんというか…。
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