先日に続き珍しくゲーム屋へ足を運ぶ

 bbsで話題になっていた『エースコンバット5』を買おうかな、と思いながらゲーム屋に行ってみた。今回はしっかりAC5も在庫があったので、早速レジに行こうかと思ったのだけど、そのすぐ下の棚に気になるアイテムが置いてあった。

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 『我が竜を見よ』というゲームだ。以前から情報としてはある程度知っていたタイトルで、桝田省治が手掛ける事で一部でかなり期待されていたらしい。

 ふと、(そういえば、僕はこの人の作品を遊んだことが殆ど無かったな)と僕は思って、ついレジにこのゲームを持っていってしまった。正直見た目はかなり微妙で、(リスキーな買い物をしたものだなぁ)とちょっと後悔しつつ、財布から金を出していた。その時僕は、(こういう新タイトルを買う冒険心こそ業界をクリーンにする!)とかなんとか言い訳を頭の中で繰り返しながらAC5への未練を断ち切った。

 さて、問題のゲームの内容について。

 今のところ4時間ほど遊んだ時点での雑感としては、ゲーム性における部分に関して言えばまあキャッチーかなと思える。竜の育成・進化という既存の作品の影響を多大に受けている印象は否めないけど、今風の”適度な複雑さ””消費時間と能力上昇の正比例”といった所は押さえてあり、ミドル~ヘヴィユーザーに対しウケの良さそうな作りではある。

 ただ、個人的にプレイしていて何よりも不満だったのは操作感の悪さ。セリフのスキップは出来ないわ、会話ウィンドウの演出はいちいちスットロいわ、○ボタンイベントがある場所の上ではメニューコマンド呼び出せないわ、これ以外にもまだまだある。

 「そんな細かい所別にいいじゃん」と言われたらそれまでなんだけど、こういう所にこそ神経を注ぐべきだ。ゲームとの一体感なんて感じられたものじゃない。

 『神は細部に宿る』。この言葉を聞いた事くらいあるだろう。*1

*1:ほら、こういうタイプのレビューなら簡単にボンボン量産できるんですよ。でも、こんな切り口の文章はどこにでも置いてあるし、わざわざ僕が書く必要性も感じられないので意図的に避けているわけです。まぁ、ドラクエ8が出てくれさえすれば、自サイト上で書く媒体としては申し分無いんですけどね。

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