今チマチマと書いている所なのだけど、うーん、我ながらいろいろやったものだ。アクションからスポーツ、シミュレーションと、規模の小さいiアプリを作ってきた恩恵を受けて、多くのジャンルを作ることができたと思う。その中でもスポーツゲームを作った割合が多かったのだけど、昔は僕がスポーツゲームを作るなんて思ってもみなかったなあ。
というのも、僕は昔からスポーツゲームはせいぜいサッカーゲームを年に1本買う程度で、プライベートで遊ぶ事は殆どない。また、作る事に対する意欲も正直なかった。
で、いざ仕事で作ることになってみると、不思議な事にこれが面白かった。iアプリという、信じられないほど制約だらけのハードでいかに「その競技の面白い部分、核となる部分を表現するか」や「競技のシステムとゲームシステムの組み合わせ」など、なんていうか、パズルを組み立てていく楽しさがある。また、クソったれなハードの操作性で、最高のフィードバックが得られるようなシステム構築を考えるのも最高にエキサイティングな事だった。大袈裟かもしれないんだけど、クリエイターとしての真価が問われるような、そんな感じなんだよ。
今はまあ、アプリもそうとう肥大化してきているので、これらの内容はもはや当てはまらないだろうけど…。
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