昨日の夜に届いたので、早速遊んでるところ。
簡単なゲームの説明をすると、79年に公開されたウォルター・ヒル監督の同名映画をゲーム化。
―とある夜、ブロンクスの公園にてNY中のストリートギャング達が集まる大集会が開かれた。その集会を取り仕切るは地元ブロンクスに住まうNY最大のギャング、「RIFFS」。
集会の最中、何者かの凶弾によってRIFFSのリーダー、サイラスが殺害される。そこで殺害の濡れ衣を着せられたのはコニーアイランドを根城にする「ザ・ウォリアーズ」。なぜ?俺達じゃない!
ウォリアーズのメンバーたった9人と敵対するは、NY中のストリートギャング。その数1000人以上。
果たしてウォリアーズの面々は、無数のギャング達の猛攻から逃げ切り、生きてコニーアイランドに戻ることは出来るのか?ブロンクスからコニーアイランド、短くも永遠のように長い、地獄の逃亡劇が始まる―
なんつって勝手に書いてみましたが、ゲームもこの基本的な流れを踏襲します。オープニングでこのRIFFSのリーダーが殺される所から始まりますが、ゲームはその数十日前からプレイすることになります。同じコニーアイランドを根城にする「デストロイヤーズ」との抗争や、ソーホーでのグラフィティコンテストに出ただけなのに、そこに巣くうイカレアートギャング集団「ハイハッツ」のボスのギャラリーを破壊することになったりと、事件発生までの各チームの関係やウォリアーズが恨まれるようになったかの経緯を徐々に理解していく事になります。
ゲーム性は基本的に「MANHUNT」に近い感じ。ミッションクリア型の1本道で、フィールドの自由度はそれほど無いです。ただ、出来ることは結構多くて、小銭を稼ぐために道行く人をカツアゲしたり、車に積んであるカーステを盗んだり、ショップのカギをピッキングして品物を盗んだりと、まさに”ロックスターイズム”は満載。ホームレスに金を恵んでやることもできます。
当然、↑のような悪事を働くと、心ある民間人が警察に電話し、すぐにNYPDが駆けつけます。そういうときは、物陰に隠れてやり過ごすか(ここがMANHUNTシステムと同じ)、その民間人を電話させるまえに殺すか、または犯罪する前に近くの電話ボックスを壊して置くかすれば大丈夫。効率よく金を稼ごうとすると、自然とこういう知恵が付いてきます。
また、本作のメインである複数vs複数のケンカもかなり良く出来てて、ケンカゲームにおける「ファイナルファイト」の次の段階ってコレだ!と言えるほど。敵を囲んでボコボコにしたり、ツープラトン的な合体ワザが出来たり、若干プロレスゲームの要素もありつつ、レンガを顔面に叩きつけたり、倒れた敵を踏みつけたりといった”らしい”事もバッチリ。
また、とにかくゲームに登場するキャラクターが立ちまくり(映画が元ですけど)。ゲーム中には沢山チームが出てくるんですが、その一つ一つがとにかく楽しい。コレは実際に絵を見てほらった方が判りやすいと思うので、興味があればゼヒ公式サイトを見てみてください。
◇Rockstar Games Presents THE WARRIORS