カテゴリー: MANGA
未だにジャンプを読んでワクワクする25歳ここに参上
「ドーミエ~エピソード1~」から気にしてた甲斐があったなー。やっぱり僕この人のマンガ大好きだ。
神様!高橋一郎先生がちゃんと評価されてちゃんと売れますよーに!
高野文子「絶対安全剃刀」
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- 作者: 高野文子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1982/01
- メディア: 単行本
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僕が自分に圧倒的に足りていないと思っている「演出」力を学ぼうと思って、最近本棚の奥から高野文子作品を引っ張り出しては読んでいる。
ちなみに何故か、最初期の短編ばかり集められたこの作品集を読むと、僕は必ずといって良いほど、「田辺のつる」を2回読んでしまう。作品的に特に難解だというわけではなく、むしろ比較的解りやすい題材、プロットなのにもかかわらず。僕がついそうしてしまう理由、きっとそこに僕の足りないソレがあるんだろーな、と思いながら、やっぱり今日も2回読んでしまった僕なのであった。
ジャンプ、来週号の希望
高橋一郎新連載。
高橋先生は、僕が真波プー先生の次に連載を熱望していた人だ。今度こそ!
重機人間ユンボルの終わりに
こんなにも面白くてトリッキーでパンチの効いたマンガ*1だったのに、悲しいかな大方の予想どおり終了。
面白さを理解できない読者がバカなのか、子供(と一部の女子)が読むマンガ雑誌の人気傾向に異を唱えるいい大人の僕がバカなのか、はたまた編集者がバカなのか。
切ないのは、「ユンボル」しかり「みえるひと」しかり読みきりから一切音沙汰がない「真波プー」先生しかり、僕が愛してやまない人、作品がジャンプ的には評価されないという、僕と彼らの嗜好に大きな溝が出来ていることを、何度目か分からない位のもう一度、容赦なく認識させられた事だ。
最後の最後、遠くを見つめるバルの佇まい。
僕はその姿に、同じく愛してやまないタイム涼介的な青さと清々しさを感じて、たまらなくなった。
国はひとつの命から生まれるってな (中略) オレ達道を作り続けるだけよ
*1:この作品、というか武井宏之先生の言葉遊びが死ぬほど好きなのだ僕は