Cargo Commander (Serious BREW 2012: PC)
いつからあるのかわからない。いつ買ったのかもわからない。
そんなゲーム、『Cargo Commander』を、ふとしたきっかけで遊んでみたところ、これが思いの外かなり良かった。
"don't forget our youth."
Cargo Commander (Serious BREW 2012: PC)
いつからあるのかわからない。いつ買ったのかもわからない。
そんなゲーム、『Cargo Commander』を、ふとしたきっかけで遊んでみたところ、これが思いの外かなり良かった。
今年も例によって恐ろしく仕事ばかりしていた。更にそれに加え、今年は私生活でいろいろデカイ環境の変化があり、ただただ慌ただしかった一年だった。
さてプレイしたゲームの量はどうだったかというと、やはり(仕事を除き)自分の趣味としてガッツリ遊んだタイトルは減ってしまい、逆に買ったはいいものの未プレイのゲームが極端に増えてしまった。
とはいえ、今年もやはり心震えるタイトルはもちろんあった。自分的にはややベタなので若干の気恥ずかしさはあるけれど、国内ではまだまだフォーカスされていないタイトルを中心に、5作品をピックアップして紹介したい。
まずは今年覚えている限りの、(仕事以外で)プレイしたゲーム一覧(モバイルアプリ、ブラウザゲーム除く。順不同)。
Project Zomboid (The Indie Stone TBA: PC)
先日、Desuraでアルファ版を購入していたプレイヤー全員にSteam Key(現在クローズドテスト中)が配布され、いよいよSteam版リリースが近づいてきたZomboid。これでもう、買わない理由は無くなっただろ。
4日目には水が、20日目には電気がストップ、そして確実に消耗していくリソース。それに反し、日に日に増殖するゾンビの群れ。各種リソースをかき集め、バリケードや要塞を作り上げる。そして「1分でも長く生き残る」。更に水分や飢え、怪我や流血はもちろん、季節によって服装の着込み具合、精神的な疾患(薬局などでβブロックを探して飲む必要がある)などの多彩かつ有機的に組み込まれたステータス。視覚・聴覚の徹底したシミュレーションが「ゾンビもの」の”あるある”を嘘なく描き出す。
事ある毎に「ポストアポカリプスが~」とか言ってるお前、いい加減行っとけ!
– http://theindiestone.com/ (公式フォーラム)
– http://projectzomboid.com/ (タイトル公式)
Papers, Please (Lucas Pope 2013: PC)
朝。
途切れない行列。
提出される書類とパスポート。
入国を懇願する人々。
有効期限切れやちょっとした書類の不備。
くまなく探し、不可の判を押す。
後ろに連なる、気の遠くなるほど長い列。
ため息を残し、遠ざかる人々。
手にはほんの少しの給料。
家に戻れば寒さに凍え、腹を空かし、咳が止まらない妻。息子。叔父。叔母。
食費、暖房で給料はほぼすべて飛ぶ。薬代はとても全員には行き渡らない。
俺と妻はここ数日何も食べていない。
惜しまれつつも開発停止となったHeaven Variantのオリジナルサウンドトラック「Emergency Soundtrack」が公式サイトおよびBandcampにてリリースされた。
全67曲、総再生時間180分超っつう大ボリュームにもかかわらず公式サイトでは無料(AAC)、Bandcamp(mp3/FLAC/ALAC)でも$0.5からという破格。
ステージクリア型のゲームのサウンドトラック、として考えると、正直単調な感は否めないけれど、ミドル90’sSTGへの返答、という意味ではドストレートな剛速球で本当に素敵だ。メタルフュージョンやユーロビート調、どれもが胸焼けするくらい。
それぞれの曲がどんな場面、ステージで使用されていたのかは今となっては知る由も無いが、これを聴くたびに思い出すのは、ネオンビッカビカの高層ビル群と全天候型360°モニターの空。開かれたハッチのすぐ真横、壁を思いっきりブチ抜いて颯爽と登場するアイツだ。
「Let’s Rock!」