HUSKING BEE「GRIP」LP

GRIP
HUSKING BEE

ピザ・オブ・デス・レコーズ(D)
2000-02-23
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 ピザから発売された1st。まだサウンドの多様性はあまりないが、バンドの初期衝動を強く感じることのできる傑作。すでにこの1stの時点で、美しいメロディと詩のクオリティは完成されていて、当時の(あんまり使いたくない言葉だけど)メロコアシーンの中でも突出した存在だった。

 自身の故郷である広島の日をうたった#2″8.6″、#3″WALK”が中でも素晴らしい。

「Put On Fresh Paint」LP

PUT ON FRESH PAINT
HUSKING BEE 磯部正文

トイズファクトリー
1998-10-07
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 2ndであるメジャー1stでもある本作は、サウンドのクオリティも向上し、ミドルテンポの曲も増え、音に深みが増している。

 ちなみに、前述した女友達が詩を読み、聴いたのが本作の#1″Sing To Me”。また、ビーチボーイズ(ブライアン・ウィルソン)の代表曲”Wouldn’t It Be Nice”のカヴァーも興味深い。

「FOUR COLOR PROBLEM」LP

FOUR COLOR PROBLEM
HUSKING BEE Masafumi Isobe Ayako

トイズファクトリー
2000-10-04
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 初めて発表した日本語曲が含まれる、バンド史の転機といえる作品。ファンの間でも最も評価の高い一枚で、バンドの持つ多様性が如実に表れている楽曲群は何度聴いても飽きさせない。

 本作から、ギター/ヴォーカルに新メンバーとして平林一哉が加入している。

「The Steady-State Theory」LP

-the steady-state theory-
HUSKING BEE

トイズファクトリー
2002-09-19
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 通産4枚目のアルバム。前作から加入した平林の比率が高まり、メインヴォーカルを取る楽曲も増えている。

 また、日本語詩による曲も飛躍的に上昇し、バンドの今後の方向性を感じることができる。磯部の作詞能力/言語感覚が爆発的に開花しているのもこの頃から。

「Variandante」LP

variandante
HUSKING BEE 磯部正文 平林一哉

トイズファクトリー
2004-04-21
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 5枚目にして(おそらく)ラストアルバム。本作では収録曲が全て日本語曲になり、3rdからの流れが今作で頂点に達している。ハネ気味のサウンドも心地良く、とてもポップな仕上がりで面白い。

 個人的にはあまりピンとこないアルバムだったけど、磯辺の詩の凄さには強い感銘を受けた。もはや詩というよりも呪文だ。

Aphex Twin「I Care Because You Do」LP

I Care Because You Do
APHEX TWIN

Wea/Elektra Entertainment
1995-04-25
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 クオリティは申し分ないんだけど、ジャケットが怖すぎる。たしかこれ、リチャード本人が描いた自画像だったと思うけど、普段のリチャードは頭の良い普通の青年みたいな顔していた気がする。

 僕は基本的に、ミニマルからアンビエントまで、何でも普通に家で聴けてしまうけども、このアルバムは普通のロックリスナーでも全然聴くに耐えうる作品だと思います。Aphexのサウンドにおける全ての要素(暴力的なものから穏やかでスペーシーなものまで)が入っているので、飽きのこない一品です。

 ところで、ビビリ屋の僕は、寝る前にこれをかならず裏返しにしてからベッドに入ります。

Aphex Twin「51/13 Singles Collection」LP

51/13 Aphex Singles Collection
Aphex Twin

Unknown Label
1997-05-12
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 ”On””Donkey Rhubarb”はいつ聴いても最高です。美しいピアノと凶暴なリズム、まさにエイフェックスの独壇場。

 そういえば、ちょっと前にWarpのDVDを買って観ていたら、その”On”のビデオ監督がPULPのジャービス・コッカーで驚いた。そういや、自身のバンドでも監督したりしてたっけなぁ。あの地面を軸にカメラが縦回転するやつ。

LiFE RECORDERS「青春Ⅱ」Sg

青春II
LIFE RECORDERS 高岡慎太郎 土方隆行

ERJ
1999-04-07
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 既に解散してしまったけど、シンプルで良い音をだすバンド。そのため、よくブルーハーツと引き合いに出されていて、”再来”とまで言わしめた性急さがカッコよかった。

 このシングルは、僕が唯一持っている彼らの音源で、表題曲はそれこそ何度も聴いたと思う。サウンド自体にトリッキーさは全く無いけど、メロディとヴォーカルの声に強烈な求心力がある。バンド自体は、vo.高岡*1と共にバンドの核であったdr.原の脱退直後に解散してしまった。

 惜しむらくは、彼らの活動時期における邦楽の傾向が”シニシズム””文系””宅録”などにあった事だ。あと3,4年後の”青春”パンクブーム*2に乗れていたら、と僕はつい想像してしまう。もしそうであれば、ゴーイングステディと同様、”本物”としてシーンに名を残す事ができたような気がしてならない。

*1:その後、どうも横浜で"L'ass"というバンドを組んでいるらしいのだけど、公式サイトが消滅していて、現時点での活動状況は不明

*2:これもある意味皮肉。