The New-Old Schooler – バイオハザード RE:2

BIOHAZARD RE:2 (Capcom 2019)

Anthem(注:購入は1月下旬)までの「繋ぎ」として軽い気持ちで買ってみたのだけど、さすがメディア・消費者共に高評価なだけあって、思いのほか良くできていて驚く。旧作も遊んでいたんだけど、今作をプレイして、改めてゲームの作りとしてかなり手堅い&効率的なまとめ方に感心する。

前作(?)の『バイオハザード7』の新しい試みだったPOV方式から一転、ここ10年のベーシックなTPS方式に戻し、ベースの『バイオ2』の持つアクション性(主に「逃げ」の要素)に最適化。とはいえシューターに寄りすぎて失敗してきた過去作の同じ轍は踏まない調整も同時に行っているのが上手い。具体的にはゾンビが鬼のように固く、いくらヘッドショットを狙ってもそう簡単に死なない点。旧作にあった、「怯ませる / 誘って体勢をずらして切り抜ける」体験が自由なTPSと両立できているのがすごい。これは基本的にフィールドが狭い・窮屈な事も功を奏していると思う。

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極私的Game of The Year 2018

正直、マジで、本当に、今年は”ツイてない”としかいいようのない一年だった。

プライベートでは怪我やら内臓やらに異常が連発するし、10月からつい先日までずっと風邪というか体調不良が続くという状態。一年のうち1/4くらいが微妙なコンディション。さらに仕事もなんとも不運というか巡りが悪く、割を食うことが何度もあって、潜伏期間というか低空飛行というか、個人的には燻り続けていたパッとしない年だった。

一方(?)ゲーム業界はここ数年ずっと好調。あれだけ死に体だった国内コンソール市場も本格的に復活の兆しを見せてきているように感じる。「任天堂以外」のゲームが世界で何本もちゃんと売れている、という事実がそれの証左だと思う。

今年プレイしたゲームは以下。前述のような理由で、国内外関係なく良質なタイトルのリリースが大量であっても、自分がそんな調子だったので今年は例年と比べてプレイした本数は相当減った。

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極私的Game of The Year 2017

例によって、ひたすらゲームを作っていた一年だった。リードデザインとディレクションの間を行ったり来たり、の謎の立ち位置だった開発も一段落し、来年には作品をお客さんに届けることが出来ると思う。

個人的なこととしては語学だったり個人開発だったりを本腰入れてやりつつ、”一人呑み”の楽しみを見出してしまい、誘蛾灯よろしく、赤提灯に魅了されてしまっていた。

業界的には、とにかく任天堂とSwitchの大躍進に尽きる。国内でコンシューマ開発のフィールドで踏ん張ってきた自分は、データとしてというより、実感としてその「風」の勢いを感じている。外注のデザイン会社さんの話でも、所謂「遊技機」の寒さと反比例するようにコンシューマ系の仕事が増えている、と耳にする。個人的には、2000年代中頃にあったPCゲームの再隆盛の感覚に近い。

そして、同じゲーム屋として嫉妬するほど空恐ろしい任天堂の「新世代」の台頭。これはもう本当に戦慄する。

今年プレイしたゲームは以下。前述の通り酒量が増えた分、プレイした本数・時間が圧倒的に減った。ちなみにVRはHoloLensを仕事で、VIVEを個人で買ったのだけど、首が地獄のように悪い自分は基本的に装着時間10分が限界なので、個人で買った専用タイトルは少ない。

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極私的Game of The Year 2016

今年は本当にいろいろあった。

永遠のvaporwareだと思っていた『人食いの大鷲トリコ』と、もはや懲役刑のような開発期間10年の『Final Fantasy 15』がリリースされ、あの任天堂が自社ハード以外でマリオを出すなど、ちょっとした転換期のような一年だった。

自分はといえば、例年通りDota2ばかり遊んでいたら熱くなりすぎて10年来の親友にマジギレされて全SNSでブロックされたり(後に和解)、10代後半から20代前半のころ仲良くしていた音楽仲間のひとりが死んでしまった事を半年遅れで知ったり、自分の生活圏内に嫌いな元上司が家を買ってニアミスしまくりだったり(これがどれだけ最悪か、ちょっと想像してみてほしい)、その他日本に住んでいることが嫌になるようなことが毎日のようにあったり。本当にいろいろあった。

以下、例によって今年プレイしたゲームは以下(順不同)。ちなみにVR系タイトルは借りたり友人宅でちょくちょく定期的に触っているものの、まだ自分では所有してない(ホントごめん)ので除外。

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