Heaven Variant開発停止

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Heaven Variant (Zanrai interactive not released: PC)

シカゴ発インディー横STG「Heaven Variant」の開発停止が発表された。

現在開発はまったく行われておらず、開発チームZanrai Entertainmentも解散したという。

シカゴ生れの完全100%な”洋ゲー”ながら、ミドル90’sな激アツ演出、BGM、そして非弾幕型の横スクロールSTGとして開発されていた「Heaven Variant」。その時代遅れなバカみたいに軽快なメタルフュージョン風BGM、やたらめったら喋るキャラクター達、過剰すぎる演出、そしてアホと紙一重なくらいに熱血な主人公。ファーストトレーラーで観たそれらに、僕は一瞬で心を奪われた。

リーダーのJason Koohiとのtwitter等で何度かやりとりをした。彼は言っていた。自分を筆頭とした開発メンバー達は心からジャンルとしての(日本産)STGを愛し、同時に危機感を抱いていた。まずいと解っていても現状のファン層のために作らざるを得ない段幕(Barrett Hell)の呪縛から解き放ち、新しいファン層を獲得しジャンルの火を消さないため、そして自分たち育ててくれたSTGへの感謝と、自分たちなりの回答としてのゲームがこの「Heaven Valiant」を作る理由なのだ、と。

だからこそ、この開発停止は残念でならない。

所謂インディー/同人でのゲーム開発は、完成する事の方がまれだ。メンバー間の確執や技術的な問題、スケジュール管理の失敗。そしてなにより”飽き””忙しい”といったモチベーション低下。Heaven Variantもファーストトレーラーから一年が過ぎた頃、「自機が変形可能になったぜ!」というアナウンスを見たときに嫌な予感はしていた。何度かsteam Greenlightにエントリーをしてみても、一向にgreenlitに入らない、という挫折感も大きかったのだろう。

現在はプロジェクトで使用していた楽曲群をデジタルアルバムとしての販売を検討中との事。できることならメンバーを再編し、開発を再開してほしいとは思うが、そこは彼らの自由だ。作りたいものを作りたくなったら、作りたいときに作ればいい。彼らはindependentだ。客の顔色を伺って、客の為に作る必要なんてどこにもない。

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